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口頭

家庭用放射線メータの開発

谷村 嘉彦; 美留町 厚

no journal, , 

原子力施設周辺の住民が、家庭に据え付けて身の回りの放射線レベルを自ら確認できる安価で信頼性のある放射線メータを開発した。当該測定器は、一般の産業で普及している半導体素子を放射線の検出器として直接用いるため、量産による価格の低減化が可能であり、需要が見込まれれば一万円程度の低価格で製作が可能である。

口頭

高燃焼度被覆管用ODSフェライト鋼の照射挙動評価

山下 真一郎

no journal, , 

高速実験炉「常陽」で材料照射した各種酸化物分散強化型(ODS:Oxide Dispersion Strengthened)鋼のリング引張試験及び微細組織観察を実施し、同鋼の耐照射特性を評価した。18dpaまでは、中性子照射に伴う著しいリング引張強度特性変化は見られず、照射後の周方向強度特性・延性が良好であることを確認した。また、この時の微細組織観察からは、照射欠陥クラスターの温度依存性,析出物の形成・成長,照射による酸化物粒子の変化の兆候が明らかとなった。一方、100dpa前後まで照射したODS鋼の微細組織観察においては、高温強度特性と密接な関係にある酸化物粒子の重照射挙動を評価した。この組織観察からは、重照射により酸化物粒子の反跳溶解が顕在化し、酸化物粒子の分散パラメータが変化してしまうことを明らかにした。しかしながら、同時に、これら酸化物粒子は反跳溶解している間も転位に対しピン止め効果を発揮していたため、高温照射下における強度特性が急激に低下する可能性は低いと考えている。今後とも、継続的に照射データを蓄積し、高速炉の実用化で必要となる実機データを取得していく予定である。

口頭

臨界プラズマ試験装置JT-60のダイバータ領域における重水素分布

林 孝夫; 正木 圭; 新井 貴; 宮 直之

no journal, , 

核反応分析法(NRA)を用いて臨界プラズマ試験装置JT-60Uダイバータ部のプラズマ対向壁に用いられている炭素タイル中の重水素保持量深さ分布を測定した。最も重水素濃度が高かったのは外側ドームウィングタイルでD/$$^{12}$$Cの値は0.053であり、その重水素蓄積過程は炭素-重水素の共堆積によるものと推定された。また外側及び内側のダイバータターゲットタイルにおいてはD/$$^{12}$$Cは0.006以下であった。軽水素を含めた水素同位体の濃度については、NRA及びSIMS分析結果からドーム頂部タイルの(H+D)/$$^{12}$$Cを0.023と推定した。一方OFMC計算を用いてNBIで入射した高エネルギー重水素がドーム領域に打ち込まれることを示した。また重水素の打ち込みや炭素との共堆積などによる重水素蓄積は、タイルの表面温度や損耗・堆積などの表面状態の影響を受けることを示した。重水素保持量深さ分布,SEM分析及びOFMC計算により、重水素分布はおもに重水素-炭素の共堆積,重水素イオンの打ち込み及びバルクへの拡散の複合したプロセスにより決まることを明らかにした。

口頭

地表環境での時間的変遷による影響を考慮した地層処分生物圏評価

加藤 智子; 鈴木 祐二*; 大井 貴夫

no journal, , 

既存の地層処分生物圏評価においては、将来においても現在と同様の人間の生活環境と様式,社会状態が継続すると仮定して、生物圏モデルを構築し、人間が受ける放射線量を評価した。最近の研究においては、地層処分に影響を及ぼす可能性のある将来的な影響について、その減少を適切に取り込みつつ、なるべく現実的な評価が行えるようにすることが求められている。そこで、既存のモデル化手法を適用し、地表環境における時間的変遷(隆起・侵食や気候変動)による影響を考慮した生物圏モデルを構築し、線量への換算係数を例示した。

口頭

地層処分の安全評価にかかわる微生物影響評価シミュレーション

栃木 善克

no journal, , 

本研究は、地下水・鉱物・各種溶解化学種間の酸化還元反応・収着・核種取り込みなど多面的な微生物影響を扱うことが可能なシミュレーションコード(MINT)を使用して、深地層中の地下水組成に与える微生物の影響を評価することを目的として実施した。解析の結果、実測値で求められた環境よりも低い酸化還元電位が安定であり、硫酸塩還元菌やメタン生成菌の活性が高いことを示唆する結果が得られた。さらに、感度解析を実施した結果、初期条件における硫酸イオン濃度の増減が、メタン生成菌の活性向上とメタン生成に影響していることを示唆する結果が得られた。

口頭

長寿命ガラス固化溶融炉の設計研究

加藤 淳也; 宮内 厚志; 山崎 晶登*

no journal, , 

本技術開発の目的は、高レベル放射性廃液の処理処分コスト低減等を図るため、現行のガラス固化溶融炉を高度化し、溶融炉の長寿命化を実現することである。そのため溶融炉の寿命を決定している耐火材の侵食並びに電極消耗の2点に対して対策を講じた新たな長寿命ガラス固化溶融炉の技術開発を行う。耐火物侵食対策としては、溶融炉壁を冷却することによりスカル層(ガラス固体層又は低温高粘性流体層)を形成させ、ガラスによる侵食抑制を図る「長寿命炉壁構造」の開発を行う。電極消耗対策については、現在、炉に固定されている電極を消耗品として容易に交換できるようにするとともに、加熱領域の柔軟性等を有する「可換式電極構造」の開発を行う。また、本開発においては長期に安定な運転条件を把握するため、シミュレーション解析等を進めるとともに、各技術の検証のための小型試験装置の設計及び製作,コールド試験を行い、次世代ガラス固化溶融炉として実用化を図る。

口頭

NEXTプロセスにおけるU, Pu及びNp共回収

中原 将海; 佐野 雄一; 野村 和則

no journal, , 

NEXTと名付けられた先進湿式再処理プロセスに関連して、U, Pu及びNpの共回収を目的とした簡素化溶媒抽出法の研究を実施した。本研究においては、フィード溶液又は洗浄液を比較的高硝酸濃度に設定し、Npの酸化及び抽出挙動の評価を行った。フィード溶液を高硝酸濃度に設定した条件の方が、抽出段における硝酸濃度の寄与が大きいことが示された。これは、抽出段だけではなく、フィード溶液中においてもNpの酸化が促進されたものと思われる。

口頭

原子力関連事業者のリスクコミュニケーター養成プログラム開発

郡司 郁子; 田端 理美子; 大歳 幸男*; 桑垣 玲子*; 石橋 陽一郎*

no journal, , 

原子力事業者におけるリスクコミュニケーター養成プログラムを開発し、実証試験を経て、その有効性の確認を行った。

口頭

再処理工場におけるネプツニウムの定量; $$gamma$$線スペクトロメトリによるネプツニウムの定量

北尾 貴彦; 根本 弘和*; 山田 敬二; 酒井 敏雄

no journal, , 

東海再処理施設抽出工程におけるネプツニウムの迅速な定量分析法の確立を目的として、ウラン,プルトニウムが共存する硝酸溶液中の$$gamma$$線スペクトロメトリによるネプツニウムの定量分析を試みた。

口頭

オーステナイト系ステンレス鋼のき裂発生前劣化損傷評価法の開発

高屋 茂; 永江 勇二

no journal, , 

高速増殖炉の構造材料における代表的な経年劣化事象として、高温環境下での疲労損傷が上げられるが、損傷がき裂として顕在化する前に、その損傷程度を非破壊で評価できれば、保全活動の選択肢が広がることによりプラントの安全性・経済性が向上すると期待される。そこでわれわれは、磁気特性を利用したオーステナイト系ステンレス鋼、特にSUS304鋼のき裂発生前非破壊損傷評価の可能性を検討している。SUS304鋼は、溶体化状態でFCC構造を持つ常磁性体であるが、室温環境下で機械負荷を受けることにより強磁性体であるBCC相に一部相変態し、磁気特性が変化することが知られている。しかしながら、高温環境下で負荷を受けた場合の磁気特性変化については、まだあまり明らかにされていない。そこで、本研究では、高温環境下疲労試験片の漏洩磁束密度分布測定と各種顕微鏡を用いた観察を実施した。その結果、高温環境下疲労により、損傷の蓄積領域で磁化が発生すること、またその原因が相変態による新たな磁性相の生成であることを明らかにした。さらに、漏洩磁束密度の変化量から、損傷量評価が行える可能性を示した。

口頭

ショートプロセス技術開発の粉末流動性改良について

向 泰宣; 加藤 良幸; 木村 雄一*; 根本 良*

no journal, , 

ショートプロセス技術開発のうち、粉末流動性改良技術について転動造粒法によるMOX粉末試験を実施した。試験には3種類の状態(焙焼還元粉末,前熱処理済脱硝粉末,脱硝粉末)のMOX粉末を使用した。この結果、水分添加率の設定がクリティカルであること,脱硝粉末では残留硝酸率が水分添加率に影響を与えるなどの課題はあるものの、MOX粉末の粉末流動性を改良できることを確認した。

口頭

セラミックコーティング技術による乾式再処理用装置材料の高耐食化

荒井 陽一; 竹内 正行; 加藤 利弘*

no journal, , 

酸化物電解法では過酷な腐食環境下(高温,塩素-酸素環境)となるため、装置材料の耐食性の確保が極めて難しい。そこで、当該環境で高耐食性を持つセラミック材を選定し、金属材料へのセラミックスコーティング技術の適用性について腐食試験を通して検討した。その結果、コールドクルーシブルを想定した比較的低温環境では良好な耐食性を示すとともに、650$$^{circ}$$Cの温度環境では良好な膜の耐久性を示した。これらについては含浸法による封孔処理が腐食性ガスの封止に効果的であったことが挙げられる。その一方、650$$^{circ}$$Cの気相環境では損傷が認められ、耐久性の優れた膜を形成するうえで技術的課題がある。

口頭

水素製造ISプロセス研究; SO$$_{3}$$分解触媒の耐久試験・性状分析

今井 良行

no journal, , 

高温ガス炉を熱源として水素製造を行う熱化学法ISプロセスにおいて、SO$$_{3}$$分解工程に用いる固体白金触媒はプロセス中最高温度の850$$^{circ}$$Cの硫酸蒸気下にさらされ、触媒不活性化が懸念される。本研究ではISプロセス中の実環境を模擬した硫酸蒸気流通試験を行い、アルミナ担持白金触媒のSO$$_{3}$$分解性能劣化の時間依存性を取得した。また、表面観察・比表面積測定等の触媒性状分析から、触媒担持体であるアルミナの構造変化及び表面白金凝集が触媒不活性化の原因となることを示唆した。

口頭

HTTR(高温工学試験研究炉)の燃料温度評価の現状と将来への展望

栃尾 大輔; 猪井 宏幸

no journal, , 

本報では、HTTR(高温工学試験研究炉)の燃料温度評価について、(1)HTTRの設計時から現在までの燃料温度評価の経緯,(2)HTTR燃料温度評価の今後の展望、について報告する。

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